紙加工・製本・印刷・DTPデザイン/編集・オンデマンド印刷@浅草永住町

ディーティーピー (DTP)  desk top publishing

机上のパソコンで文字・画像の入力から組版編集・出力まで行うこと。パソコンに限らずワープロ、卓上型スキャナー、レーザープリンターなどそれぞれの工程を処理する編集機器を総じてDTPととらえられる。

ディーピーアイ (dpi)  dot per inch

文字・画像などを出力するときに点の密度を示す。1インチ当たりのドット(点)の数。デジタル出力機の性能によってそれぞれ異なる。通常レーザープリンターはほぼ400~800dpi、版下となる印画紙を出力する電算写植やイメージセッター等はほぼ2,000~3,000dpi。これに対して1インチ当たりの網点の細かさは、lpi(line per inch)で示す。

ディスプレー display

デザイン用語。陳列・展示の意味。展示用品そのものを指す場合もある。

ていほん (底本) original text

翻訳したり校訂などの元にする本。再版、復刻版のときの対象になる元になる本。

テープ tape

製本のとき、折り丁をかがりつける力紐。普通は木綿の平織りしたものを用いるが、特殊な手とじ物には、皮などを用いることがある。→テープとじ

テープクロス tape cloth

「リボンクロス」のこと。→リボンクロス

現在の糸とじには、ナイロン糸などの強度を増した糸を使っているので行われないが、以前は背に木綿の平織りした幅10mmのテープを直角に当て、テープごと糸とじして製本強度を上げていた。

ており (手折り) hand folding

「手折り」は竹の指輪で折るか、ヘラで折る。これに対し機械で折ることを「機械折り」という。機械折りできない特殊な紙折り作業だけを内職を集めて行う専業者もいる。

てかがり (手縢り) hand sewing

糸かがりを、手作業で行なうこと。→手とじ

てぎかい (手機械) laying press/backing press

束見本や特殊な製本を手作業で行う場合、バッキング機によらずに山を叩く際に用いる小型の木製の締め機である。

できぼん(出来本) finished book

完成本

デジタルちょうせいそうち (デジタル調整装置) digital readout

機械各部の調整箇所において調整位置を数字により表示する装置。この数値分をハンドホィールやレバーを回す等して調整する。機械的に回転する数字のリングによって表示するタイプと、電子的にディスプレー(モニター画面)等によって表示するタイプがある。

てざし (手差し) mamual feeding

給紙を人手で行うこと。ワンクランプバインダーに丁合本を供給する作業、手掛けの中とじ・足踏み式の針金とじ機・ドリル穿孔機・ラインミシン・角丸機・背巻き機等々、紙供給とともに位置決めの必要な自動給紙になじまない製本機械への紙供給が手差しで行われている。

てずきし (手漉きし紙)  hand-made paper

こうぞ(楮)、みつまた(三椏)、がんぴ(雁皮)などを原料とした紙液を、手ですのこ(簀)をもって漉きあげた紙。ためずきと流しずきの二法がある。

デスクトップ desktop

文字通り「机の上」の意味で、デスクトップ・パソコンは机の上で使える小型のもの。最近のパソコンはデスクトップ型を採用しており、こちらはモニター表示が机の上をあらわしているかのような画面表示のことで、データやアプリケーションソフト、フォルダー、ごみ箱等が表され、机にペンや書類などを用意して仕事する感覚そのままにモニターを見ながら作業ができる。

中身をページ順に揃え1冊の本にまとめる手作業。棒積み(置き)丁合い・並べ丁合い・摘まみ丁合い・員数丁合い・浚い込み丁合等がある。いずれも(1)折り本を台分けした後、別丁などの貼り込みの済んだ物を含めて1駒100枚単位に、巻頭折りから最終折丁まで積み上げて目合わせする。(2)最終折丁から巻頭の第一折りまで順を追って、左手側から右手方向に扇形に一折りずつ繰り出しながら作業台に載せて並べる。(3)左手側の最終折丁から順番に、右手人指し指と中指で軽くさらうと同時に親指で支えるように摘み取り、左手の平に載せ親指で押さえながら一冊にまとめる。(1)~(3)の動作はタイミングよく瞬時に繰り返し行う作業である。100部単位で繰り返し丁合いされるから、その都度、並べ終わった折丁を1枚ずつ抜き取り、丁付け(ノンブル)の順序に従って「総ぐり」(読み取り検査)を行い、乱丁を未然に防ぐ。作業台に載せて並べる折丁の台数は、折丁の大きさによって異なるが、A5判以下の16ページ折りを標準とすれば20~25台位が限度になる。それ以上の台数を丁合いする場合は、2回から3回に分けて丁合いし、最後にこれを合わせて1冊にまとめる。「合わせ丁合い」という。2回なら2杯丁合い、3回なら3杯丁合いと呼ぶ。輪転32ページ折りなどの丁合いでは、繰り出して並べることなく100枚単位の折丁を棒積みにして並べ「さらい込み丁合い(または置き丁合い、関西では大阪丁合いと呼ぶ)」する。ペラ(2ページ)物や薄葉紙を丁合いする場合は「摘まみ丁合い」する。つまみ丁合いは、(1)目合わせは員数して積み、低い作業台に最終ページから右手方向に繰り出して順に並べる。(2)第1ページから左手方向に向かって、右手親指に人差し指と中指を添えるようにして1枚ずつ摘まみ上げ、摘まみ上げたペラ物を左手の平を下に向けるようにしながら親指と人差し指の間にはさんで抑える。これを順番に繰り返して丁合いする。摘まみ丁合いには、カレンダーなどの大判丁合い、伝票類の棚丁合い、函(はこ)丁合いなどがある。

でっちょう (粘葉)

和漢装本の製本様式の一種。

でっちょうそう (粘葉装)

粘葉様式の本

胡蝶綴じ

手かがりを手作業を行うこと。<洋式製本>の場合は、(1)丁合いした中身を手機械で締め取り、背の部分(天から13mm下、地から15mm上の範囲)を5等分する横断線に添って鋸で「目引き」する。目引き穴の数は本の大きさによって加減する。(2)綴じ針2本を1組に、糸の両端を軽く結ぶ。綴じ穴が6ヶ所あれば、6本の針と3本の糸を交互に通して綴じる。(3)雑誌などの合本をするときには、ノド際5mmの位置に目打ちで偶数個の穴を開け、その穴に麻糸を通して平綴じして結ぶ。<和製本>二つ折りの折丁を3枚1組に入紙して1帖とし、表側と裏側に表紙つけする。5帖の折り山を揃えて折丁の背に4ヶ所の切り込み穴をつけ、1本または2本の針に糸を通し、その針を使って折りの中心の内側の穴から外側に向かって針を通す。糸を12cm位残して綴じ進む。四つ目綴じ・列帖装(綴葉装)等がある。→糸かがり

tebocho.jpg紙を断裁したり、和本の化粧裁ちを行う幅広の包丁。



デュープ dupe

デュプリケイト(複製)のこと。オリジナルフィルムから複写フィルムをとること。

デリバリー delivery

印刷機・折り機の紙排出部。折丁がさしみ状に重なりながら繰り出されてくるタイプと、縦に揃えられるタイプがある。印刷機・折り機以外でも加工を終えたものが排出されることが「デリバリー」である。

てん (天) top edge/head

本の中身の仕上げ断ちした三方のうち上端の切り口。「頭」ともいう。→本の各部分

ページ物印刷の版の組み方(面付けのしかた)。天と天とが向き合う。折丁は天袋となり、左開きの本のとき行う。反対はケシタ合わせ。天揃え、頭合わせともいう。→天そろえ頭合わせけした合わせ

てんがく (てん額)

株券などに社名を刷り込む場所

てんかなぐ (天金具)

カレンダーの天の部分を締める金具。厚さ0.2mmの鉄板で、丁合カレンダーの天の部分を7~8mm、折り返した形にそって「の」の字形に成形しプレスして綴じる。丁合カレンダーは一度、天糊して固め、さらに1セットずつ剥がして天金具で綴じる。天金具で綴じる作業は「金具付け」という。丁合機、金具付け機を連結してカレンダー製本する製本所もある。

てんきん (天金) gilt top

小口装飾の一種。金箔または擬金箔を本の天だけに金付けしたもの。→金付け

てんぐじょう (典具帖)

包装用の薄葉和紙。

でんししゅっぱん (電子出版) electronic publishing

(1)文書などのコンピューターによる編集制作および出版物。文字・図形や写真も同時に編集できる簡易な装置が開発され、印刷会社・出版社および企業の文書制作部門に利用されている。(2)電子媒体を使った出版物。ビデオテープ・ビデオディスク・CD-ROMなどもパッケージメディアやビデオテックス・ファクシミリなどの通信メディアを利用した新しい出版が試みられている。

でんそうしんぶん (電送新聞) facsimile newspaper

ファクシミリなどの電気通信手段によって読者に伝送される新聞。

てんそめ (天染め) stained top

小口装飾の一種。本の中身の天のみを染色絵の具を塗って装飾する。

「天合わせ」と同じ。→天合わせ

てんち (天地) head and foot/top and tail

本の部分名

てんノリ (天糊) pad

便箋・原稿用紙・単式伝票・メモ帳等の背固め。1枚ずつ剥がしやすい。複写伝票のように感圧紙の特性で1セットになっているものは、1セット1セットの間にセパレートワックスがはいり、一定枚数ごと剥がせる。印刷所であらかじめセパレートワックスを必要な箇所に入れてある。製本所が行う場合はいったんまとめて背固めしたあと、ナイフでセットごと剥がし、再び1冊に仕立てる。

でんぴょうせいほん (伝票製本)

伝票製本には次の三つがある。
単式伝票は一枚ずつ単独に記入して使用する伝票で、員数機で中身の枚数を数え表紙、台紙を入れて背固めしてマーブル紙で巻いて仕上げる背巻きが多い。
複写伝票は複写ができる伝票で、枚葉印刷機で印刷された刷本を丁合機により丁合し、背固めしてマーブル紙で背巻きすることが多い。切り取りミシンを入れるミシントジクロス巻や、複写の1組ごとに糊固めするワンセット伝票もある。
連続伝票はビジネスフォームあるいは単にフォームともいい、コンピュータで用いられる縦に長く連続した伝票で、コレーターバースター機で丁合すると同時に番号印刷・糊付け・断裁などの作業も行う。フォーム印刷の仕上げで行う。伝票製本の工程では、穴開け加工、切り取りミシンいれ加工、筋押加工、番号印刷などの工程が、製本工程の前後、又は同時に行われることが多い。→事務用製本ビジネスフォーム単式伝票複写伝票組みはがし

てんぶくろ (天袋)

tenbukuro.jpg折丁の天が袋状になる印刷版のかけ方や折り方をいう。「頭合わせ」も同義。




でんぷんのり (澱粉糊) starch

天然系接着剤。通常の製本加工には、澱粉糊を単体で用いるが、合成樹脂エマルジョン型接着剤と混合して用いることもある。<澱粉糊の適正使用>巻き見返し、継ぎ見返し、見返し糊入れ、革表紙貼り、見返し額貼り、帙類の裏貼り、別丁の貼り込み、絵本の合紙貼り、板紙の合紙など。<沈生麸糊の適正使用>屏風、額装、軸装、和製本、経本、卷子本の表紙貼りなど。

背を接着剤で固めてとじ、マーブル紙等を巻いて1枚ずつ剥ぎ取れるようにした伝票類。天糊だけで仕上げたものではなく、背巻きしている。「ゾロック」ともいう。